独特の味が堪能できるミルグレイン | 手作り結婚指輪におけるデザイン

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独特の味が堪能できるミルグレイン

ミルグレインとは?

結婚指輪を囲むかのように連なる、小さい球。「ミルグレイン」または「ミル打ち」と呼ばれ、日本だけでなく世界各国の結婚指輪に採用されている人気デザインです。物足りなさがあるデザインの結婚指輪でも、ミルグレイを活用したら独特の味わいのある指輪に大変身。
では「ミルグレイン」はなぜ、指輪に起用されたのでしょうか。ミルグレインの意外な歴史についても触れてみました。

アジア発祥!?ミルグレインの意外な歴史

ミルグレインが話題になったのは、1930年代の頃。ミルグレインはアンティークテイストの指輪として使われるデザインではあるものの、意外と最近の話です。ただ歴史をたどると、ミルグレインの元になったのは、数千年前のアジアだそうです。アジアで使われていた技法を指輪に落とし込んだのが、ミルグレインが施された結婚指輪。
ただ、ミルグレイン仕様にするには大変細やかな作業が求められます。手先の超絶器用さが求められる技術と考えると、アジアから生まれた技法というのは納得しかありません。

人気再燃

先ほども触れましたが、ミルグレインはアンティーク調の指輪デザインとして人気があります。一時期は人気に陰りが出たものの、最近になって人気が再燃。理由は、機械で簡単に出来るようになったからでしょう。超一流の職人でしかできなかったミルグレインが、ボタン1つで簡単に出来るようになったのです。
しかし機械が発達した現代においても、職人の手作りにこだわっているブランドは少なくありません。職人が手掛けたミルグレインには、独特の「深み」があります。機械で生産した指輪ではひっくり返っても出せないような味わいもあり、より愛おしく感じるでしょう。

意外とお買い得

なおミルグレインの結婚指輪は、意外とリーズナブル。作るのに手間はかかっているものの、他のデザインの指輪と比べると安いものです。海外の知る人ぞ知る高級ブランドの結婚指輪でも、ミルグレインが施されたもので15万円未満。
ノーブランドの結婚指輪にいたっては、高純度プラチナpt950が使われていても10万円少し超える額になるでしょう。