指輪のデザイン!ヒントは歴史にあり? | 手作り結婚指輪におけるデザイン

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指輪のデザイン!ヒントは歴史にあり?

結婚指輪や婚約指輪のデザインは本人達の自由

結婚指輪や婚約指輪を手作りする際、どういうデザインにするかは本人達の自由です。しかし「自由」という言葉ほど、困るものはありません。どんなデザインにすれば良いのでしょうか?結婚指輪に至っては、短く見積もっても60年は手元に置くもの。長く使うことを考えたら、下手なデザインは選べません。
そこでヒントとなるのが、指輪そのものの歴史。そもそもなぜ、人類は指に金属の輪をはめるのでしょうか。考えてみましょう。

指輪の歴史!おまじないの道具だった?

指輪がいつどこで誕生したのかは、ハッキリしていません。ただエジプト文明時代には、指輪は既に存在していました。日本でも指輪が使われたと思われる痕跡が、いくつか発見されています。諸説があるため断言はできないものの、祈りの道具に使われたと言われています。
現代では科学技術が発達し、大方のことは科学で乗り切れるでしょう。天災は事前に予測ができ、病気は医学で治せます。でも昔は、いつどこで天災が怒るのかわかりません。医学も発達しておらず、ちょっとした病気でも命を落としてしまうほど。だからこそ指輪の力を借りて、困難を乗り切ろうとしたのでしょう。

お守りとしても使われていた可能性もある

先程取り上げた説と似たような形になりますが、お守りとして使っていた説もあります。当時は狩猟により食料を確保していました。しかし狩猟は大変危険なもので、命がけでもあります。また狩猟に出かけたとはいえ、必ずしも成功するとは限りません。
そこで動物の骨を使って、指輪を制作。自然の力を自身のパワーに換えて、狩猟をおこなったというものです。

どんな家庭を築きたいですか?

推測の域でしかないものの、歴史的に見ると指輪は「お守りの道具」であり「おまじないの道具」でもありました。
だから結婚指輪も婚約指輪も、オシャレとは別に「お守り」としての役割も担っていると見て良いでしょう。どんな結婚生活を送りたいのでしょうか?どんな家庭を築きたいでしょうか?結婚指輪や婚約指輪のデザインのヒントは、希望と未来に隠されているのかもしれません。