結婚指輪のデザインと納期について
結婚指輪の完成にかかる期間とは
結婚指輪は購入や製作を終えてからすぐに手に入るとは限りません。
手元に届くまでに少し期間が必要となることも多いです。
その納期は作り方によっても変わり、デザインが豊富な作り方にすると時間がかかりやすくなり、少し限られる作り方にすると即日で手に入ることもあります。
希望する結婚指輪のデザインと納期に応じて、どのような作り方にするかを決めるといいでしょう。
デザインが豊富な作り方では納期1カ月程度が目安
デザインが豊富になる作り方は鋳造法といい、いきなり素材の金属を加工することはありません。
こちらでは指輪の完成形を別の柔らかい素材を使って作り、それを使って型取りをするのです。
それができれば、あとは溶かした金属を流し込んで固めれば大まかな指輪の完成です。
これをきれいに磨き、宝石も留めれば正式な完成となります。
いきなり金属加工をしないおかげで流線型のデザインも可能ですし、複数のリングが絡み合うような複雑なデザインも作れます。
その代わりに即日では作れない場合がほとんどで、納期は最低でも1カ月程度はかかることが多いです。
ストレート系に限られる作り方なら即日で完成することも
指輪の作り方にはもう1つ、鍛造法があります。
これは素材の金属を熱して叩くなどして指輪にしていく作り方です。
金属が鍛えられて頑丈になるというメリットのほか、その場ですぐに指輪が完成していくため、早ければ即日で結婚指輪が完成することもあります。
納期が短い点はいいのですが、金属を直接加工していく関係でデザインは限られ、基本的にはストレート系の指輪になるのです。
流線型のデザインや複雑なデザインをこちらの方法で作るのは難しいため、凝ったデザインを希望する方は注意してください。
デザインと納期の希望に合わせて選ぼう
ご紹介したように作り方によって選べる指輪のデザインと完成までにかかる納期が変わります。
時間がかかってもいいから凝ったデザインにしたいときは鋳造法がおすすめです。
ストレート系でいいから早く指輪が欲しいときは鍛造法を選ぶといいでしょう。